洋画の予告をイチ早く見たくてユーチューブで 漁っていた時期がある。検索ワードに「movie trailer」とか入れたりして(英検4級)。
ノースマンもその流れで見つけて、何喋ってんのか分からないけど重苦しい雰囲気にすごく惹かれた。キャストも豪華、アニャ・テイラー=ジョイ好きなんで、日本での公開があるといいなと期待していた。
本予告で、のっしのっしと歩き、素手で敵を殴り倒す(打撃でよくあるドスッという重低音の効いたSEも標準装備の)主人公に、「アクションは鈍重そうだな」とは思ったものの……アニャ・テイラー=ジョイが出るなら観よう、みたいな。
実際観てみたら思ってたのと違ったけど、面白いは面白かった。
アクションを求める人にはおすすめしないが、時代考証頑張ったんだろうな、みたいなやつ。
世界を創ったのが神様だと信じられていた時代に生きた人間の感覚ってこんなだったのかなあ、と思いを馳せたりするのにいいのではないか。
神話とかまじないとか、そういうの好きな人はいけるはず。逆に言えばそっち方面の教養がないと何してるんだか分からなくて置いてきぼりを食らう。しかし血なまぐさい描写がまあまああるから、ファンタジーが好きなだけではキツイ気もする。
この作品の需要がどこにあるのか分からない。
でも雰囲気はかなり好き。話はフツーだけどめっちゃ画力の高い漫画みたいで。
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