広島については『オッペンハイマー』がキッカケで平和記念資料館に行ったのと、その予習に『原爆ドーム 再生の奇跡』(古川修文著・南々社刊)を読んだことがあるだけで、呉には行ったことがない。艦艇は横須賀の観光クルーズで眺めたことはあるが知識は全くない。
歴史にもミリタリーにも疎いと、この作品の切り口のほうがむしろ入口にいいのかもしれないと思った。
子ども時代のすずさんも同じキャストで吹替えされてるのが「そこは子役でもよかったのでは」と少し違和感はあったが、さすがロングランした作品だなあと思わされる。日常の視点でいろいろな立ち位置の女性が出てくるのが面白かった。
すずさんが終始あんな感じなので、どちらかといえば義理のお姉さんのほうが印象に残った。
ラストシーンですずと周作が立っていた橋は、観光で実際行ったことがある場所だった。よりによってあの場所から見てる景色で締めくくるのかと衝撃を受けた。
上映後にトークショーのある回だったのだけど、お手洗いに行きたくてエンドクレジット直後に退席してしまったためトークショーは見ていない。
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