ギレルモ・デル・トロ監督のやつ。
期間限定で映画館で上映されることになったので観てきた。ネットフリックス利用してないからこういうの助かる。 画面が大きいことで衣装、建物、セットの見ごたえは充分。ドレスがとにかく綺麗だったがミア・ゴスが服に負けない存在感でかなり印象に残った。賢くて芯が通っていて人を見る目があってしかも優しい。でもそのキャラをことさら持ち上げる雰囲気でもなく、女性の出来のよさがイヤらしさに見えないのが良かった。
モンスターはこわいというより可哀想な話で、ヴィクター・フランケンシュタイン博士を見ながらエヴァンゲリオンの碇ゲンドウを思いだしていた。エヴァも新劇場版でやっと、やっと父親が子供のほうに顔を向けようとしていたっけ(ちゃんとできていたかは分からん)。
見た目もパワーも怪物で人々から恐れられるような存在だけど、どんな奴も出会いしだいでは真人間になれるかもしれない、と思わせられた。
一宿一飯の恩義を見せられても、これでイイ奴とはなかなか受けとりづらい。過去のエピソードでさんざん大暴れしていて被害も大きいので……
それでも朝日を浴びるラストにはちょっと感動した。
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