ビーストウォーズはテレビアニメが直撃した世代だ。弟と一緒に見ていた。テレ東の水曜18時半から放送していたと記憶している。
当時は声優という職業についてよく知らなかったため、「なんか会話のテンポがいい、面白いロボットアニメだな」と思っていた。
それまでにもロボットアニメには馴れ親しんできたほうだったが、ビーストウォーズは子供の目からしても異色な存在だった。敵対勢力と戦う主旨は普通の勇者系ロボットアニメと同じだが、各話完結で悪者をやっつけるというより、毎週見続けないと把握できないドラマの部分が難しいイメージ。
CGアニメであることや動物からロボットへの変形は違和感がなかった。これはタマゴラスで遊んでいた影響が大きい。
かつてテレビで見たそのアニメと、ニコニコ動画で「声優無法地帯」「イボンコ」「俺のエビチャーハン」でゲラゲラ笑っていた思い出もあり、吹替版で頭が混乱するくらいなら字幕でいいか、と思った。
ところが、字幕版は存外分かりづらかった。
別に字幕の内容が変だとか役者の演技が変だとかいう話ではない。
トランスフォームや戦闘の描写がかなり盛り沢山なおかげで、人間サイドのエピソードが薄いような。特に主人公の心境の変化が、「いつのまにそう思うようになったの?」と首をかしげてしまう時がちょいちょいあった。声優さんの演技で補強されたものを観たほうが分かりやすいのではないか? と感じた。
あと、機械生命体はいかんせん機械なものだから、何らかの攻撃を受けて停止しても、死亡なのか瀕死の重傷なのかよく分からない。どう受けとめたらいいのか反応に困る部分はちょっとあった。
反応に困ると言えば「人間もビースト達とともに戦う」をあのように見せるところは、うわぁ賛否が別れそうだなあと心配になった。私などはザ・プレデターを思い出しちゃって……いやザデターは好きな作品だしああいうオチも嫌いじゃないけど……
ビースト〜は、アレのデザインもうちょっと何とかならんかったのか。
ツイッターをやめてしまったので他の人の反応は分からない。でも、もし人と話していてこの話題になったらすごく気を遣いそう。
バンブルビーのところは良かった。
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