前説?は、アスカ役の宮村優子氏。苗字が惣流から式波に変わっていたことなどに触れられていた。
テレビ放映をリアタイしていた小学生時代から数えたらかれこれ30年。シンエヴァで結末を見届けてからだってはや数年が経ち、さすがに同じ気持ちで観られなくなったのが実感できた。いい意味での違和感が沢山あった。
とくに「大人」というものの理解が大きく変わった気がする。
子どもの頃に目にしたコンテンツには思い出補正ができてしまうというか、どうしても過去の記憶が基準になるものだと思う。子供時分にはミサトも加持も、ゲンドウだって、大人をやっているように見えていた。自分が年とったら「全然そんな事ねーな」と。
いやみんな大人は大人なんだけれど、ミサトは何か年上のお姉さんを演じて気を張っているように見えるし、加持が意外と元カノとヨリを戻そうと頑張っている健気な人に見えてくるし、ゲンドウが何を発言してもコイツに言われたくねえなと思ってしまった。
内容よりも、長く見てきたジャンルだからこそ感じられる変化に気づく鑑賞体験になった。
本編については初見の驚きがないぶん冷静に見ているから、テレビシリーズからの再構築とはいえ登場する使徒が限られることから来る物足りなさを感じた。加えて破からはマリが本格的に絡んでくるので、アスカの出番はこの時点でだいぶ減っていたのに気づかされる。エヴァのキャラクターではアスカが好きなのでちょっとさみしい。
長い目で見れば新劇場版があったおかげで、パイロット達はエヴァの呪縛から解放された(旧劇と比べたらはるかに幸せな結末を迎えた)。
マリはその立役者でもあるため、アスカファンとしては複雑だ。
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