60年代後半〜70年ぐらいのチェコスロヴァキアで暮らす若い兄弟が、当時の情勢に巻き込まれていく話。
お兄ちゃんは国が左右どちらだろうが弟が助かればいいって感じで、凄い弟思いというか、ここぞというところで過保護を発揮することで話が動いてくのが面白かった。
たまたまラジオ局の偉い人の目にとまって裏方として雇われることに…っていう、“友達に誘われてオーディションに行ったら自分だけ受かってしまった”みたいなことになっても、新しい環境で反体制のカリスマみたいな強い信念を抱いて働くジャーナリストたちと出会っても、素敵な女性と関わりを持つことになっても、結局なんだかんだ弟が勝っちゃう。
お兄ちゃんのほうが印象に残ったが、話のメインはラジオ局の報道員だ。
後半でワルシャワ条約機構が侵攻してくる。派手なドンパチはなくても絶望的な気持ちにさせられる絵づらだった。
戦車と大量の兵士が近づいてくるなかラジオを繋ぎ続けて言葉を一つ一つ発していく様子は、まさに命懸けだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿