何も知らないままなのもどうかと思い、手持ちの積み本からペリリュー戦について書かれている書籍で予習してから鑑賞にのぞんだ。
主人公はお国のために働くということがどこかピンと来てないような、絵を描くのが好きな(物事を素直に見つめる視点の持ち主の)若者。
先の大戦の映画といえば、バンザイ突撃みたいな「りっぱな死」か、現代人の目線で見て「ホラやっぱり戦うべきじゃなかったんだよ」って反省するか、このどちらかみたいなイメージだった。
何にも染まってない子の視点を通して観るのは新鮮だった。ちょうどいいキャラクターだったと思う。
登場する日本兵たちは日本からの補給が途絶えてしまった島で、米軍の基地から糧食などを盗みだしてそれを食べてなんとか生き延びてきた。飢えや病気で判断力を失っていない人だからこその、生きてどう敗戦を受けとめるかの葛藤が印象的だった。
事前に読んだ本は「骨が語る兵士の最期」(筑摩選書)と、「日本軍と日本兵」(講談社現代新書)の二冊だけだが、引き続きいろいろ読んでみたいと思っている。
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