本編の9割くらいまで観たんだけど集中力がもたず途中リタイア。
映像的な盛り上がりというか山場がなくはないんだけど、アップダウンの幅が低めでニュアンスを読み取らなきゃいけないタイプだった。
ドナルド・トランプの姿を借りて「普通のアメリカ白人男性はどんな感じなのか」を描いたような印象を受けた。
トランプがそこら辺の人と違うのは、人生のスタート時点でお金持ちの家に生まれたことと、野心を持っていたこと。それ以外は何かただの若造って感じだった。
超〜敏腕弁護士のロイは何故か彼を気に入って力添えを申し出る。
まるでドラえもんに泣きつくのび太のようにトランプはロイを頼り、(ロイのやり方に違和感を持ちつつも)成功を勝ち取る。
…のだけど、けっきょく二人は仲違いしてしまった、という話。
この映画を作った人達は、
「仲違いの根底にあるのは白人男性の同性愛嫌悪なんですよ」
と言いたげなように見えた。
言うて白人じゃなくても同性愛に抵抗感があるのも生き物の自然な反応だとは個人的には思うので、何でもかんでも同性愛嫌悪で説明できるほど世の中カンタンじゃないだろとは言いたくなる。
それぐらいトランプはつまらない男なんだと言いたいのかもしれないが、絵的に山場がモリモリないと画面に集中できない者には退屈だった。
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